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ロンドンで働いてみた

Cambridge MBAを2010年夏に終了後、そのままロンドンで仕事してみています。 ここでの体験を日本で役立てられるよう、日々勉強しています。
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12.16.16:22

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  • 12/16/16:22

02.07.06:49

トヨタ プリウス ブレーキ ハイブリッド

prius.jpg






一連の報道が見落としているのは、①10月のフロアマット問題と最近明らかになった
プリウスブレーキ問題は別件であるということ ②プリウス、すなわちハイブリッド
自動車のブレーキ構造はそもそもガソリン車と違うということである。
 

①に関しては、「ブレーキが利かない可能性がある」という結果が似ている為に混同
されてしまっているが、フロアマット問題は設計上のミスだが、プリウスはブレーキ
の構造の問題であり、これはミスではない。フロアマットのミスでもってハイブリッド
車の可能性をも一緒につぶしてしまうべきではない。

 

②に関してはWikipediaとかの方が詳しいので詳述しないが、ハイブリッド車は通常
のガソリン車に使っている油圧ブレーキに加えて、回生ブレーキという、減速の際の
エネルギーでモーターを動かし、電気エネルギーとして畜電池に回収するシステムを
積んでいる。要するに、ここはハイブリッド車の省エネ技術の根幹である。


今回の「プリウスブレーキ抜け」問題は、この油圧ブレーキと回生ブレーキの切り替え
のタイムラグのために起きているものだが、そもそもこのタイムラグは構造上、ある
程度は避けられない。


要はハイブリッド車の運転には通常のガソリン車より注意が必要になる。省エネで
地球に優しいからって安全性も高いというわけではない(むしろ、軽量化でボディが
薄くなってるので危険度は高いはず)。


この回生ブレーキ問題は電気自動車にもあてはまるので、これから省エネ社会を
進めていく上では、つまり運転技術を車に合わせていくことが必要ということなんだ
ろう。


よって、今回の件を変に処理してしまうと、トヨタの将来だけではなく省エネ社会の
可能性も狭めてしまうかもしれない。


記者会見で専門用語を使って「わかんねーぞ」と批判を浴びたくないのかもしれないが、
ただひたすらすいませんでしたと謝るだけでは問題は明らかにならない。しっかり論点
を整理して戦ってほしい。がんばれトヨタ。


あともうちょっとマスコミがしっかり説明するといいと思うんだけど、やっぱりあの人
たちは頼りにならないのかね。


リンク:エコカー用語「回生ブレーキとは」
http://ecocar.autoc-one.jp/word/313997/



追記:

プリウスとともに、同じ回生ブレーキを使用している車種もリコールするという。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100207AT3D0700407022010.html

「顧客の不安解消に努める」はいいんだが、結局問題の根源はしっかり説明されて
ない。これじゃ単純な設計ミスと同じに思われてしまう。わざわざ社長が挨拶して
いる↓が、まともな説明を全くしていない。エコカーの将来危うし。
http://www.toyota.co.jp/announcement/100205.html

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久しぶり
2010年02月08日月

ケンブリッジに行ってるなんてビックリだわ!

ところで温暖化・CO2といえば,理系としてはClimate gateが気になるところだけど,そっちではどれくらい話題に上がるの?
日本ではほぼ黙殺状態ですわ...

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