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ロンドンで働いてみた

Cambridge MBAを2010年夏に終了後、そのままロンドンで仕事してみています。 ここでの体験を日本で役立てられるよう、日々勉強しています。
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11.21.17:51

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  • 11/21/17:51

08.21.18:40

MBA的現地就職活動①

この1カ月は、Individual Projectを進める一方で、MBA後の仕事に関して忙しく動いていた。


もちろん俺は社費留学生なので最終的には会社に戻るのだけど、いま会社がけっこう
面白いことを言ってくれていて、「1年くらいどこか現地の会社で働いて修業してきていいよ」
という、何ともフレキシブルなオプションが与えられているのだ。

これはまたとないチャンスで、個人的にはMBAの授業自体より重きを置いてこの1年、ある種の
就職活動をしてきた。


結果、同級生の紹介や、自分で広げたネットワークをたどって、いくつかの会社から来ていいよ
という内定をもらうことができた。

「1年後にはいなくなりますけど、いいですか?」という条件で受け入れてくれた、これら企業の
懐の深さはありがたく、また、ネットワークを広げる中で助けてくれた同級生、学校関係者、
その他セミナーやパーティーで知り合いになった人達には本当に感謝している。




MBAで、というか、いわゆる欧米的社会に1年いて衝撃を受けたのは、この「ネットワークを広
げる」という行為が、ここでは本当に大切だということだ。

そして、自分がこの努力をおろそかにしてきたことも実感した。


日本企業の場合、採用権は人事部が持っていることが多いが、こちらでは基本的に現場の
部署単位で採用をする為、日本のように3000人面接して100人採用、みたいなスタイルでは
なく、何らかのつてをたどって人事権を持っている現場の人に直接アクセスし、採ってもらう
という形になる。


だから、日本で言うコネ入社というのとはちょっと違うが、逆に言うとコネがないと、そもそも
欧米では勝負にならない。そしてそのコネは自ら作るものだ。



日本に於ける就職活動では馴染みがないが、Linkedinというオンライン履歴書交換サイト
も、ネットワーキングに於ける重要ツール。既に全世界で75百万人のユーザがいるという。
実際、俺もここ経由で同級生に人を紹介してもらったりした。



そしてもっと重要なのは、つてをたどって知り合いになれたとして、どんな話題でその人を
楽しませて、どうやってつながりを深めるかだ。

例えばパーティー会場で「ハロー」から始まって、せいぜい数分の間の中で、うまい具合に
俺ってこんなこと考えてるんだよね、興味ある?みたいなところまで持っていくには、それ
なりに話題を用意しておかなければならない。


今時、LinkedinやFacebookもあるので、人づてにたどっていけば、おそらくどんな人とでも
知り合いにはなれる(「スモール・ワールド実験」とも言われる)。

多分だけど、やろうと思えばオバマと直接つながることだって、なんとかできてしまうはずだ。
ただ問題は、俺には今オバマと話すだけの話題はないということ。

その意味で、確実にネットワークを広げていくには、自分自身が勉強して、面白い奴に成長
していかなければいけない。


この1年、自分の興味ある分野ではかなり勉強して、パーティー的なものもまあよく行った。
日本にいた時は、「パーティーって・・」とかバカにしてたが。その成果がどうだったかと
いうのは、、、ちょっと長くなるのでまた次詳しく書きます。

 

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