12.04.02:31 [PR] |
03.03.09:57 バルサ vs マラガ in カンプノウスタジアム |
というわけでついにカンプノウでバルサの試合を見られることに。前回リバプールまで
行ったシンガポール人グループとまた一緒。
カンプノウはさすが10万人入る巨大スタジアムだけあって、一番上の方の俺の席まで
行くのに階段を10階分くらい上る。自分の席に着くと、いやしかしこれは相当高い。
これでちゃんと見れるのか不安になるくらい。
しかし選手が入場してくると、10階までオーラがこれでもかと伝わってくる。メッシ、
シャビ、イニエスタ、イブラヒモビッチらはじめ、ほぼフルメンバー。遠目でもしっかり
動きはわかる。
試合はスペインらしく、スピード感よりは技術で魅せるという感じ。バルサのボール
ポゼッションは多分80%近く、サッカーというよりは質のいいサーカスでも見ている
気分になる。イブラヒモビッチの足裏シュート、メッシのドリブル突破などのたびに
地元観客はおお出た出たと拍手喝采。イギリス人が見たらイライラするかもしれない
ゆるい展開。
バルサはミドルシュートで1点入れるが、マラガのカウンターであっさり返されてしまう。
だんだん時間がなくなってくると、さすがにファンも落ち着かなくなってくるが、
それでもバルサは緩慢なパス回しを止めない。おいおい大丈夫かと思っていた矢先、
シャビ、ダニエル、メッシとつないでディフェンスを完っ全に崩してゴール。そのまま
終了。うーん横綱相撲。
試合終了後、ファンはバルサの歌で選手を称えるが、この歌がまたゆるーいリズムで、
重さゼロ。多分、スペイン人はサッカーの楽しみ方が根本から違うんだろうなと実感。
スペインはいま失業率20%、財政赤字もひどく、ギリシアの次は、、、なんて言われて
いるが、この人達のノリを見ていると、正直、ドイツ人の言うことなんか聞かないんじゃ
ないかと思える。どんなに景気悪くても、どの店もしっかりシエスタで休む国スペイン。
ユーロ圏の問題についてはまた改めて書きたいが、ユーロってけっこう無理がある
通貨だなとサッカーを見てても思った次第。
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