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ロンドンで働いてみた

Cambridge MBAを2010年夏に終了後、そのままロンドンで仕事してみています。 ここでの体験を日本で役立てられるよう、日々勉強しています。
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11.23.22:11

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  • 11/23/22:11

01.04.10:25

テスト勉強からの現実逃避、会計編

1学期の授業のテストが間近に迫っているのでやっと準備を開始。今回はCorporate Finance、Accountingに加え、Organizational Behaviorという組織論的な授業の3本のテスト。
 
Accountingの授業は、正直なところ、1学期の中では最もレクチャーのクオリティに不満が残った。時間が少ない1年制MBAなので、教科書ざっくり斜め読みになるのはしょうがないのだが、なんだか通り一遍の説明が多く、いいオッサンが50人も集まって考えさせられるような内容ではなかったように思う。
 
例えば暖簾の説明にしても、「本当にgood investmentだったらその価値は続くわけだし、減価償却はしなくていいよね」「制度でもそうなってるから」的な説明で、なんだかなあと思っていた。
 
本来、暖簾を償却資産とするかどうかなんてのは歴史上、各国で大いに対応が違っていて、会社に対する考え方を議論する恰好の材料(個人的には暖簾は償却資産とする方が納得できるなあと思ってきたが、ポイントは他の方のブログ、例えばこれ http://masaru320.mo-blog.jp/business/2009/01/post_7dc8.html 等を。)だと思うのだが。。
 
といいつつ、こういうことをさくっと英語で指摘できずに、流れゆく授業を眺めながら一人でウニウニしていたのも事実で、今学期のオレは違うぜと自分に言い聞かせているところ。
 
そういえば授業も終わった12月初旬には、日本で来期、2010年3月期からIFRS任意適用が認められることが正式に公布されている。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091212AT2C1101W11122009.html

IFRSに一本化していく流れの中で、暖簾の償却はそのうち「ありえない」ことになっていくのだろうが、制度がこうだから当然こうなの、というような考え方には陥らないように気をつけたいと思う。
 
 
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