11.23.22:45 [PR] |
01.16.07:35 ナイジェリアン青年実業家と呑む |
学校主催のイベントで、ナイジェリアで最近イケてる実業家の話を聞く。
ナイジェリア出身、イギリスで幼少期を過ごし、アメリカの超有名校に通い、25歳でナイジェリアに戻り、家業から始めて、欧米資本のナイジェリア現地店を買収しまくってのしあがってきたという。御年41歳。顔は相当イカツい。
現在発電、Oil & Gas、建設などを展開し、まだまだ広げるぜという。今のナイジェリアの国際的立ち位置からすると、言いすぎかもしれないが日本なら渋沢栄一みたいなもんだろうか。
スピーチは極めてシャープかつ論理的で、その分きっと嫌う人も多いだろうなというような印象。Green発電のアフリカでの可能性について質問した学生を、「Greenっていうか、そりゃその方がいいんだろうけど、その前に電気まだ通ってないんだから見る視点違うよね」と切って捨てていた。これは正しいと思う(ちなみに同氏曰く、ナイジェリア全体での発電量はいまだ最大3,000MWだという。これは、東京電力1社での64,000MWと比較すると、規模が違いすぎる。Greenにするといってもインパクトはほぼ無いだろう。)
その後、学校・同級生と一緒に運よく同氏と食事をする機会があったので、ここでもけっこう真剣に話を聞いた。個人的には最近アフリカはかなりアツい。嬉しいことに日本の商社のことまで知っているようだったが、名前が最初に出てきたのが同業他社だったのは無念。。。
以下、スピーチ・夕食で印象に残った言葉。
・アフリカに来る会社は多い。でも世界はアフリカとビジネスする覚悟が本当にあるか?
・ナイジェリアで商売するには政治とのコネが必要と思うのは誤解。アフリカは変化してきている。
・ナイジェリアの石油ガス産業は過去からのしがらみによる非効率な部分多い。これは(自分が)
変えなければならない。
・商売がしたければ偏見なく自分の目で情勢を見るべし。
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