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12.20.07:03 イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき |
今日は、ここに来てちょっと困ったなという話。
Re:イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき
2010年12月20日月
オレは日本に住んでいるけども、同じような違和感を感じてます。周りの経営者が、「日本初の〜」「日本から世界へ」とか「日本を元気に」とか最近言いまくってる。特に、グローバル展開を考えているところは特に。でも、そんな風に軸足を母国(日本)において考えたり、動いたりしてるのは、日本人ぐらいなんだよね。良いか悪いかという解釈はおいといて、「なぜ我々はそう考えるのか?」という問いに対する答えは用意しておく必要があると思う。
かく言うオレも、少々混乱してますが。
Re:イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき
2010年12月23日木
なるほど。どこまで本気で言ってるかってのもあるけど(単に気合いを内外に示してるだけかも。そしてそういうノリは個人的には好き)、確かにこっちで"for British!"とか言ってる会社って聞いたことないよね。企業が国営ばっかりなUAEとかだと聞くけど。
それってグローバル展開というよりは日本人が外に出ていきますというのを目指してるのかな。前も書いた通り、そのスタイルが自分たちの競争力の源泉と思うならアリだと思うけど。これが「なぜそう考えるのか?」部分の答えなのかなあ。うーん、そうでもなさげ。
Re:イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき
2010年12月26日日
>単に気合いを内外に示してるだけかも。そしてそういうノリは個人的には好き
>そのスタイルが自分たちの競争力の源泉と思うならアリだと思うけど
→一人一人質問して回ったことはないけども、
雰囲気的には前者が多い気がするね。
こと「モバイル」とか「モバイルコンテンツ」に関しては、2〜3年前までは日本が先行していて、後者の企業もあった。ただ、スマホ時代になって惨敗してるから、そういう会社も減ったよね。通信キャリアや端末メーカーは、完全に意気消沈。今だに声高に言ってるのは、DeNAとかGREEぐらいかな?
いずれにしろ、確固たる信念や熟慮の結果によるものではないと思うので、堀越的な悩みはこういうこと言ったりやってる経営者にも刺さると思うし、興味深いテーマだと思うよ。
かく言うオレは、冬休みを利用して『ローマ人の物語』(塩野七生)を読了の上、自分なりの答えを探そうと思う。
Re:イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき
2010年12月28日火
ありがとう。俺も自分の会社がそういうことを言い出してるので(「我々は日本の精神を大切に・・・」みたいな)、それも悩みでもあるんだよね。それって逃げなんじゃねーの?と。
とはいえ、これに対する個人としての明確なアンチテーゼは打ち出せてないわけで。
長く海外にいると、既に日本から完全に独立してしまった人(生活、雇用、金融資産、情報ルートなどにおいて、日本に依存する部分がもう全く無い日本出身の人)というのもけっこういて、こういう人たちがどういう思想で生きているのかは興味深い。俺も何かしら答えは持とうと思います。
Re:イギリス的組織での同僚との会話と、今更の気づき
2011年08月22日月
たぶん一度、転職後の、パブでの某会合でお目にかかったことがあります。(その後別会合にお誘いいただいたのですが、私は参加できず申し訳なかったです、グループ会社の同僚が参加し、彼からはその後も伺いましたが・・・)
もうそろそろお帰りになるタイミングでゆっくりお話もできず、残念なところですが、たまたま本エントリーを拝見して、思うところあり・・・
玲に出てきた彼女は、ロシアをクライアントのように扱った、ということですが、
彼女はなぜロシアからリトアニア国籍に・・・というところの突っ込みはいかがでしょうか?
日本人から見れば旧ソ連、みな同じに見えるかもしれませんが、それぞれが独立して今に至る(特にバルト三国はEU加盟!)ということを考えると、この「関係性」をどう見つめるか、がポイントなのではないかと思います。
私もエストニアに行ったときに、たまたま乗ったタクシーの運転手さんは旧ソ連に馴染みがあり、ウラジオストックの話で盛り上がりましたが、
一方でエストニア語はロシア語とまったく異なる(むしろ対岸のフィンランド語に近い)雰囲気であり、また首都タリンの開けようは、西側諸国とまではいわないまでも、旧ソ連らしさを(少なくとも街中は)感じさせない、という点で、ロシアとの距離の遠さを感じました。
おそらく、少なからぬ欧州人から見る、日本と韓国も似たような感じにみえるのでしょう。「韓国って昔日本の領土だった時期があるんだよね。じゃあメンタリティも似てるよね」
当事者から見ればえ~っというところで、
たとえば、在日韓国人で日本に帰化した人(韓国育ちが長い)が、韓国のことを、距離感を置いて客観視した表現をする、というのは、十分にありうる話かと思います。
もともとは石油畑、ということで、復帰されてもそちらに戻られるのだと思いますが、中東、そしてスタン系の国々の差異(近さと距離感)といったところには、ライフワークと思われて付き合われると、「ジャパン」らしいお仕事ができるのではないか、と感じる次第です。(きっと日本における石油の先達もそこがカギと思ってやってきたんだろうなぁ・・・と)
またいつか、お話しできる機会を楽しみにしております。
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